千葉県-君津
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忘年会の嵐です・・・

どうやら今年もあと2週間を切ったようで、

お酒を飲む機会がいつも以上に増えております。

『忘年会』という言葉をダシに使い、

事あるごとに飲みまくり!

さすがに翌日まで酒が残るような飲み方をする事は減りましたね。

皆様方の大事なお車を整備するという、

重大な使命を果たさなければいけませんので・・・

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しかしながら今回トップで紹介の作業は車では無く船です。

まあ、おなじみの遊漁船『泰三丸』のメンテです。

前回の紹介時はオイル交換などを載せましたが、

今回はもう少し、なじみの無いような箇所を紹介します。

まあ、船乗りの方ならおなじみかも知れませんが、

船のエンジンには、腐食防止の為のアノードなる部品がついています。

藤壺だらけですが・・・

2種類の金属同士が海水に浸かると電気が発生し、

プロペラなどを腐食させてしまう事があります。

電触作用と言うらしいです。

その為、鉛の部材を要所に取り付けて、この鉛をわざと先に腐食させてやります。

犠牲電触というらしいです。

そういえば、自動車のバッテリーも、

2種類の鉛が入っていて、それが希硫酸に浸かっていますよ。

それで電気が発生するんですね。

整備士免許取る時の試験に出ていたような・・・

あらためて勉強しちゃいました。

で、新部品を取り付けました。

 アノードにもビッシリ着いていた藤壺をヘラで落としてやり、

船艇塗料なるペンキを塗っているのは船長本人です。

大変だね。

藤壺君ですが、こんな所に1匹だけ着いてました。

この部品は何かと言うと、

外してみましょう・・・

溜まった水を抜く排水溝でした。

どこからか水が浸入してるね。

ま、海に浮かんでるんだから水くらい入るよね!

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で、再び車に戻りましょう。

こちらは動かなくなったRX-7。

エンジンはかかりますが、クラッチがスカスカでした。

シャコタンなんで、ローダーに載せるの大変でした。

原因はレリーズシリンダーの劣化です。

ちょっと解りづらいですが、筒状の部品。

例によって外してあげましょう。

で、またまた例によってバラバラにしてあげましょう。

中身は注射器と一緒です、オイルか薬かの違い。

WAKO’Sのケミカルがここでも活躍。

車検ごとにクラッチのオイルも交換してあげると劣化しづらいよ。

ブレーキオイルも一緒にね!

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リンクのコーナーに新しい仲間が増えました。

またまた釣り船屋さんです。

名前は『真清丸』!

泰三丸ともどもよろしくお願い致します。