☆ATF(オートマオイル)交換☆
ここ木更津は寒冷地ではないのですが
朝出勤してみてビックリ
11月も初旬だというのに氷が張っていました
寒いと車の修理も二の足踏んじゃって
重い腰が上がらないのですが
そんな事言ってられず、日々修理に追われております
こちらはミッション(AT)が不調の軽トラ
ATFとフィルター交換実施
バルブボディも外して各部チェックしましょう
こんな複雑な仕組み
考えた人は天才だね
ATF交換の際、忘れてはいけないのがオイルクーラーの洗浄です。
オイルラインのホースを外して、洗浄剤を噴射するのですが
このホースが硬くてなかなか抜けません
そんな時は超強力なドライヤーで暖めると嘘のように外れます
で、洗浄剤を噴射
ATF交換後、あきらかに調子が良くなったのがわかりました。
今回は現在までのオイル交換状況が不明でしたので、
あえてオイルパンを外して、更にはバルブボディのチェックまで
実施させていただきました。
同じくこちらもATF交換でご入庫
フランス生まれのルノーカングーです。
この車のオイル交換方法は、国産車とはだいぶ違います
暖気運転して、ATFの温度を60度にして・・・
はい、温度計は付いていません
ですので専用テスターを接続しないと温度はわかりません(写真撮り忘れ)
まあオイル抜くのはどの車もほぼ一緒ですな。
で、適量注入して、例によって絶好調です
こちらはプラグが飛び出してしまったハイゼット
プラグが飛び出すなんてあまり聞きませんね
フェラーリなんかでは時々あるらしいですが・・・
ともかく、そういう現実と向き合い現状を回復しなければなりません
ねじ山を壊してしまっているので、ねじ山の修理です
世の中には良い道具がたくさんありますな。
こんなアイテムを使って修理です。
壊れたねじ山をワンサイズを大きなねじ山であけ直し
そこにこんなスプリング状の物をはめ込んでねじ山修理完了です。
この通り
先端にはめ込みようの突起がありますが、これは折ってしまいます!
当然、燃焼室から取り出しますけど・・・
磁石で
で、修理後は例によって絶好調です
他の2本も点検しときました、とりあえず大丈夫でしょう
こちらはもうすぐ20万キロ走破してしまうミニカです。
オイル交換の納車間際に、
『そう言えばなんだかブレーキが効きっぱなし?左側のホイールが熱くなっているみたい・・・』
との事で即点検!
良かったです、納車してなくて
はい、ブレーキが効きっぱなしです
代車があいていて良かったです、即入院となり
ブレーキを分解
ご覧のように錆が発生して
ピストンの動きが悪くなっています
車検時にブレーキフルードは必ず交換しているのですが・・・
牧場を仕事場としているお客様なので
泥水等がかかったのが原因ではないかと思います
こいつを綺麗に磨いてやり、ゴムのシールを交換してやります。
結構大変だよ
右側はとても綺麗でしたが
同様にオーバーホールです
20万キロ近くなので、
ついでにタイミングベルトも交換です
これだけ距離を走るとリフレッシュしたい箇所が多々出てきます。
点検の結果このタイロッドエンドなる部品もガタがでてたので交換です、
これからも30万キロ目指して頑張ってもらいましょう
2013 年 11 月 17 日 5:27 PM| カテゴリー:故障診断機,整備| コメント&TB (0)