ボルトが折れてました

楽苑号のハイゼット

変な音がするとの知らせは年末の事、音がしなくなったので点検しなくていいよ

で、放置してたらエンジンかかりません

ごらんのとおり、ファンベルトが吹っ飛んでます!

原因はオルタネーターの取り付けボルトが折れ、オルタネーターがグラグラでした。

これ今回で3台目の修理、全てダイハツ。部品を注文すると、

締め付けトルクを確実に、との注意書きとともに対策のボルトが届きます。

ただ単に強度不足なのでは・・・?

ところが、この折れたボルトの片割れを取り出す作業が至難の業!

残っているボルトのセンターに確実にドリルで穴を開けなければいけません。

なかなか手が届かないし、ドリルも入らないし、肝心のボルトさえ覗き込まないと見えない場所です。

即興でSST(特殊工具)を作りました。

折れたボルトと同じサイズのボルトのセンターにあらかじめ穴を開けておき

これをガイドにして下穴を開けました。

後は逆タップ(エキストラクター)で外れてくれるのを祈るだけ・・・

外れました!

新年早々幸先良い出だしです。

対策品のボルトが光ってます。

こちらはまだ走行距離も少ない2回目の車検の車ですが・・

リヤブレーキを分解して点検するとびっくり、何故かグリースがびっしり!

前回の車検時に何かやらかしたのでしょう、左右共に同じ状態、ドラムの内側までグリースまみれ!

分解して各部点検・・・

 きれいに掃除して・・・

ドラムブレーキに使用するグリースは専門の物を的確な場所に適量!

資格を持った整備士が、認証を受けた工場で実施しないと大変な事になります。

ブレーキ調整してブレーキフルードも交換して完了です。

もちろん今回の分解整備費用はお客様からはいただけません。

この手の仕事、少なくはありません・・・

 

 


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