ボルトが折れてました
楽苑号のハイゼット
変な音がするとの知らせは年末の事、音がしなくなったので点検しなくていいよ
で、放置してたらエンジンかかりません
ごらんのとおり、ファンベルトが吹っ飛んでます!
原因はオルタネーターの取り付けボルトが折れ、オルタネーターがグラグラでした。
これ今回で3台目の修理、全てダイハツ。部品を注文すると、
締め付けトルクを確実に、との注意書きとともに対策のボルトが届きます。
ただ単に強度不足なのでは・・・?
ところが、この折れたボルトの片割れを取り出す作業が至難の業!
残っているボルトのセンターに確実にドリルで穴を開けなければいけません。
なかなか手が届かないし、ドリルも入らないし、肝心のボルトさえ覗き込まないと見えない場所です。
即興でSST(特殊工具)を作りました。
折れたボルトと同じサイズのボルトのセンターにあらかじめ穴を開けておき
これをガイドにして下穴を開けました。
後は逆タップ(エキストラクター)で外れてくれるのを祈るだけ・・・
外れました!
新年早々幸先良い出だしです。
対策品のボルトが光ってます。
こちらはまだ走行距離も少ない2回目の車検の車ですが・・
リヤブレーキを分解して点検するとびっくり、何故かグリースがびっしり!
前回の車検時に何かやらかしたのでしょう、左右共に同じ状態、ドラムの内側までグリースまみれ!
分解して各部点検・・・
ドラムブレーキに使用するグリースは専門の物を的確な場所に適量!
資格を持った整備士が、認証を受けた工場で実施しないと大変な事になります。
ブレーキ調整してブレーキフルードも交換して完了です。
もちろん今回の分解整備費用はお客様からはいただけません。
この手の仕事、少なくはありません・・・
2011 年 1 月 10 日 11:27 AM| カテゴリー:今日の出来事,整備| コメント&TB (0)