世の中は大デジタル時代!
最近の車はのコンピューターで診断しないと、なんにもできませ~ん。
で、こちらはエンストしてしまうベンツの故障診断です。
表示内容の部品が故障の犯人です。
こんな部品です。
交換して終了・・・
作業自体はとても手の入らない場所での交換だったので大変だったのですが、
なんか物足りないです・・・
お次は、またまたエンストしてしまうフィット。
なんだか関係ない故障コードがたくさん出てきたよ・・・
エンストの原因らしきコードが出ていないので、ここからはアナログな修理です。
基本は、良い火花、良い圧縮、良い混合気。
まずは火花から見ましょうか。
この車プラグ8本も使ってるんですよ!
アメ車のV8エンジンじゃあるまいし・・・
まあ、地道に点検しましょ。
ようやく外しました。
外したイグニッションコイルのの1本に火花がリークした痕跡を発見!
一度きれいにしてからもう一度取り付けて試運転しましょ。
結果は・・・
やはりこいつが犯人でした!
交換後は超絶好調です。
やっぱ修理はアナログに限るね。
お次は車検でお預かりのワーゲンポロ。
走行距離50000キロなので、タイミングベルト、ウォーターポンプ等の交換を実施しました。
タイミングベルト周りを分解中にポタポタとなにか垂れてきました。
ウォーターポンプが既にガタガタ!
冷却水が漏れてます。
壊れる前に交換できて良かったです!
お次は2トンダンプのクラッチ交換。
この手の修理に至っては、コンピューターの出る幕はありません。
ミッション重たいよ!クラッチも重たいよ!
腰が悲鳴をあげてます・・・
お次は車検でお預かりのエブリー。
いざ車検場へ、という時にシートベルト警告灯が点かないのに気付いてあわてて点検!
こいつが点かないと検査に通りません。
球切れかと思いメーターを外すと・・・
通常ここにたくさんあるはずのランプ達が見当たりません・・・
なんと、警告灯の類は全て『LED』!
こんなとこにまでデジタルの波が押し寄せてましたね。
しかしながら、警告灯の点かない原因を探すにはアナログでいかないとね!
こんな時は修理屋の感が頼りです。怪しいところは・・・
このバックルがスイッチになっています。
さらにその先には配線があるはず、そこを点検しましょ。
ありゃりゃ、コネクターから先がありません!
これじゃあ点くわけ無いね。
で、このコネクターの相手を探すこと1分、
ありました!エンジンの上に落ちてましたよ!
誰の仕業でしょう・・・
これが正常な状態です。
やっと警告灯が点きました。
車検も無事合格!
アナログな修理ができないとデジタルな修理もできないよ。
基本が大事!
2011 年 9 月 27 日 11:52 PM|
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この時期、当ブログでもおなじみになってきたエアコンの修理ですが、
不具合については、とてもたくさんの原因があるので、ちょこっと紹介します。
まずはメルセデスベンツ、単純に風が出ません!
高級車なので快適でなくては・・・
まあ、単純に『モーターが悪いんでしょ』って結論付ける前に、
ちょっと遠回りしてセオリー通りの診断をして行きましょう!(これ基本中の基本)
ヒューズは飛んでないか?
スイッチの接触は悪くないか?
最近の車はコンピューターというブラックボックスに支配されているので、
それなりの診断機が必要です。
で、当店でも最近新手の診断機を導入したので、手伝っていただきます。
ありゃりゃ、故障コードがいっぱい!(これらはあとでリセットしちゃいました)
でも肝心のエアコンに関するエラーは何も無し、これでようやく当初の、
単純に『モーターが悪いんでしょ』!って事でブロアモーターの点検!
ようやく分解!ダッシュボードの下にあります。
ここからはアナログチックな修理です。
外してみると腐食だらけ!
モーターなんか手でも回らないし、付属のレジスターも絶対再起不能!
一応最悪の事を考え、お客様には両部品の金額を伝えてはありましたが・・・
原因は?
水の浸入なのですが、通常ここまで水は入ってきません。
これが原因です。
エアコンの外気吸入口の下部に水の排出穴があるのですが、
これが葉っぱとか泥とかで詰まっていました。
これじゃあバケツと一緒だね。
きれいに掃除してあげました。
更に、その下にあるボディ側の排出穴も掃除して完璧!
新しい部品を取り付けて、例によってご機嫌になりました。
お次のクランケはスバルサンバー。
ただ単純に冷たい風が出てきません、ぬるい風は出てきます。
この時点でブロアモーターの故障ではありませんね。(あたりまえか!)
実はこのクランケ、1か月前に当店にてコンプレッサーを交換してます。
ちょっとDOKIDOKI・・・・
引き取りに伺った当初は正常に冷たい空気が出てきて、その後冷えなくなりました。
どうやらコンプレッサーが働いていないようです。
またまた故障診断機の登場です。
上の画像はエアコンのスイッチを入れる前です。
で、下の画像はスイッチを入れた後。
これで正常に信号が送られている事がわかるので、各リレーを点検!
で、全部正常でした・・・(また遠回りしてしまった!)
それでは、基本に戻ってガス圧の点検から。
運よくエアコンが作動しましたが、またすぐストップ。
その時のガス圧です、高圧高すぎ!
これはいけません、圧力センサーが作動してコンプレッサーを停止させていたのでした。
エアコンのシステムは圧力が高過ぎたり低すぎたりすると、
コンプレッサーを保護するために安全装置が働くようになっています。
このファンが回らないと、コンデンサーという冷却部を通っている、
高圧になった冷媒を冷やしてくれない為、どんどん圧力が上がってしまいます。
で、なぜ圧力が高くなってしまったかと言うと、こいつが犯人です。
2つあるファンが2個とも動きません。
一つはラジエター用、もう1つはエアコン用、エアコン使用時は2個回ります。
リレーは点検済み、犯人はこいつです。
2個同時に故障するのは考えにくいので、おそらく片方は既に終わっていたのでしょう。
でもここからが大変、この車4WDでして、デフを外さないと分解不可能!
その他にもあちこち外して・・・
ようやく外観を現わしました。
こいつらが犯人。
交換後のガス圧です。
低圧、高圧ともに絶好調です!
エアコンの修理は原因を特定しないと詳しいお見積もりが出せません。
また、今回のように原因を特定するのにも多少お時間がかかる場合があります。
しかしながら原因がわかれば、思っていたほどの出費では無かったりする場合もあると思います。
もちろんその逆もありますが・・・
ちょっと高額な修理の例に、コンプレッサーの交換などがありますが、
当店では国産、外車問わずリビルト品(保証付き再生部品)の使用などにより、
少しでもお客様の出費を抑えるように努力しております。
エアコンは暑い夏はもちろんですが、寒い時期でも窓の除湿をしてくれるニクイ奴です。
少しでも快適なドライブをしていただくお手伝いができれば、
YAMA’Sメカニック、『修理屋冥利につきるなあ』と感じる中秋の名月でした。
まだまだ暑いよ!
2011 年 9 月 13 日 1:02 AM|
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今月だけで、既に5台ほど修理させていただきました!
中には古いガス(R12)を使っている車両もありましたので、
新しいガス(134a)に換えてあげました。(レトロフィット)
その方が修理代が安くあがる場合もあります。
代替フロンは高いからね!!!
クランケはこのプラド、コンプレッサー不良の為リビルト品に交換及び、レトロフィット実施。
エアコンの配管内部をクリーニングして、レシーバー等も交換。
で、肝心のコンプレッサーを交換して・・・
ガスを変更した旨のステッカーを張ってあげましょう。
もちろんWAKO’Sの潤滑剤も注入済みです。
こちらはエアコンは機能しているようですが、風の出ないワゴンR。
とりあえずブロアファンを外してみましょう。
このブレーキペダルを外さないと絶対に手が届かない場所にあります。
とりあえず外してみたよ!
で、確認の為バッテリーを直接つないでみると、
勢いよく回ってしまいましたので、こいつは犯人ではありませんでした。
ブロアファンの隣についているレジスター(抵抗器)が犯人でした。
ファンを元通りに組み付けて、犯人を交換してやりました(画像撮り忘れ!)
例によって絶好調、ブロアファン交換より安くあがりましたよ。
こちらはオイル交換でご入庫のクライスラーC300。
ロールスロイスみたいな面構えだけど、れっきとしたアメ車です。
最近の外車はオイル交換の時期が来るとこんなメッセージが出ちゃいます。
直訳しますと『ディーラーに行け!』ですね。
この車は並行輸入車だからアメリカまで行かなきゃ!
そんなとき当店にてオイルリセットできますよ。
せっかく作っていただいた自慢のテラスですが、
水道の位置がちょっと使いづらくなってしまいましたので手直し。
THNKS FOR 羽山設備様。
シンボルタワーに水道がついちゃいました!
後日、自宅のエアコン取り付けまでしていただき本当にありがとうございました。
車のエアコンならチョチョイのチョイなんですが、家となると苦手なんです・・・
2011 年 7 月 27 日 10:34 PM|
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