千葉県-君津
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☆年度末なので☆

例によって忙しいんですわ!

『猫の手も借りたい』とはよく言ったものです。

とりあえず、最近の整備事例を時系列で・・・

前回3度目のタイミングベルト交換を実施してから、もう2年経つんですね

http://www.yamaguchi-automobile.com/yamas_blog/?p=1187

今回の車検で29万キロに達しました!

車検場の検査官も、トラック以外でこの走行距離は初めてだってさ!

R32スカイライン

バンパーの傷の修理です。

大事に乗っているとは

綺麗に乗っているって事ですね。

ギヤオイルやデフオイルも交換です。

オイル交換

この車の大変なところは

プラグの点検がちょっと大変です。

色々外さないと見えてきません。

今回は交換は見合わせましょう、まだ大丈夫です。

プラグ点検

ついでに、もっと大変なプラグ交換はこちら!

多分、日産のディーラーでも嫌がるのではないでしょうか・・・

エルグランド

こんな奥にあるプラグは、できれば見なかった事にしたいのですが・・・

画像では少し解りづらいですが

一番奥の6番のプラグに手が届きません!

でも何とか頑張って・・・

プラグ交換

6本全て交換です!

やっと外れた!

もう一台大変な作業です。

こちらも車検でお預かりのセドリックですが

ヘッドカバーからのオイル漏れを発見!

オイル漏れはYAMA’Sファクトリーの得意分野なのですが

今回は少々気合を入れないといけない作業です・・・

セドリックオイル漏れ

どう頑張っても、

上に乗っている弁当箱のお化けみたいな部品を外さないと

作業できない場所のオイル漏れです・・・

まあ、地道に頑張りましょう!

弁当箱のお化け!?

外したついでに綺麗に掃除・・・

汚いね

ここまで外しました!

やっとここまで

で、ようやく肝心の部品が外せます。

左右2箇所とも実施です。

こちら右側

ヘッドカバー

こちら左側

ヘッドカバー

まあ、あとは元通りに組み付けて完了ですわ!

いつからか、こんなカバーでエンジンを隠すようになってます。

ベンツ、BMWあたりが最初に始めたような気がします。

すっきりしててかっこいいね!

すっきり!

で、またまたオイル漏れの修理です。

スズキのK6エンジンの定番箇所のオイル漏れなんですが

今回のジムニーは、これまた大変な作業なんですわ!

ジムニー

オイルエレメントの取り付け部にあるオイルクーラーからのオイル漏れ

まあ、外せばよいのですが、

エンジンマウントを外したり

エンジンを上下させたり

上から下から色々突っついて・・・

これまたオイル漏れ!

ようやく見えたガスケット!

このオレンジ色の部品を交換して完了です。

オイルクーラーガスケット

オイル漏れとか水漏れの修理は

結果が目に見えてて解りやすいので

結構好きな整備の一つです。

今回みたいに大変な作業になることが多々ありますが、

一仕事終えた後のビールは格別ですぞ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆師走です☆

この間、海に潜ったばかりなのに

気付いたらもう氷が張ってやがる!

日本は四季があって、ホントに素晴らしい国ですな。

こんな素敵な国を原発で壊して欲しくないね!

季節は変わっても、当店の業務は変わらず・・・

まあ、通常通りの車検なんですが、

コースで検査中、検査官が後ろから追いかけてきて

『これフィルム貼ってありますよね~』だって

氷の次はフィルムかよ!

運転席と助手席にUVカットのフィルムが貼ってあったのでした!

最初見落としたのに、後で気付くなんて、ホントよく見てますわ・・・

無色透明のフィルムなんだけど、紫外線の透過率が70㌫以上無きゃダメなんだってさ

で、何やら機械を取り出して・・・

ガラスにあてて測定中

結果はアウト!!!!!!!

フィルム剥がして車検合格!

この後、こびりついた糊の除去が大変なんだよな・・・

こちらも、糊の除去が少々大変な作業

ごらんの通り、天井が剥がれてしまいました。

 なんとか天井板を取り外し

こびり付いた、古い接着剤を地道に落としましょう・・・

お客様、もう少々お時間を下さい。

で、所変わってこちらはガス溶接のメーターが壊れてしまい、修理中。

こんな部品、どこで手に入るのだ?と思っていたら

なじみの部品屋さんで手配できました。

このガス溶接機(切断機)が結構色々な場所で活躍するんです!

近所の人が、『この鉄を切ってくだ~さい』とか

仕事以外のところでも活躍してます。

 こんな風に火を出して使います。

こちらも火が出ます。

ヤマダ電機で買ってきました!

暖かいよ!

 寒いけど、東京湾の魚は活発ですよ!

どうですか、カサゴの姿造り!

なかなか刺身では食べられませんよ。

 

☆錆、錆、錆☆

今回は某製鉄所の構内にてお使いのトラックの車検です

構内は鉄の原料やコークスが舞い散る非常に過酷な現場です。

車の状態も半端じゃありません

やっとこさタイヤを外してブレーキの整備に入りますが・・・

一番大事な部品が錆ついてしまい動きません

ホイルシリンダーなる部品ですが、

乗用車でも、よく油漏れしてる場所なので、

中のパッキンを交換したりするのですが

こいつはちょっと手ごわそう、まったく動きません

分解不可能と判断、

しかたなく、ごっそり交換といきましょう

ちなみにギザギザの丸い部品は

クルクル回して微妙な隙間の調整をする為の部品です。

この調整がとても大事です。

左右で効き方が違うと、検査不合格です

下に潜っての作業なので、

家に帰りお風呂に入る時、自分の顔が真っ黒な事に気付きます

良いお仕事させていただいている証拠です

交換して絶好調

例によって、ブレーキ検査は一発合格となったのですが・・・

車検の時に検査官が一番先に確認する場所なんですが・・・

前年の車検時に、そろそろ危ないなと感じていた場所

『車体番号』

ゴダイゴの歌にもあるよね「一つの地球に、一人づつひとつ

そう、世界に一つだけの番号なんです。

それがこんな状態

本来ならこの辺りに番号が刻印されているんですが・・・

錆が凄いでしょう

とりあえずサンドペーパーで削ってみてくださいだって

昨年、番号の上にペンキ塗っておいたんですが、

焼け石に水だったようです

削ると魔法みたいに、浮き出てきたよ

FH228J・・・・この先はもう無理

この番号が少しでも見えていないと、その車は鉄クズだそうです

今回は番号不明瞭という事で

お国から新しい番号を授けていただきました。

『職権打刻』という作業です。

なにやら面倒な手続きを踏んで・・・

後は検査官にお任せしましょう。

少し前は、「打刻」と言うように

数字の入ったハンコのようなものをハンマーで叩いて数字を打ったんですが

現在はさすがにコンピューターの時代

なにやらパソコンを取り出して・・・

新しい場所にペタッと貼るだけ

剥がれたらどうしましょう

「職権打刻」ではなく「職権シール張り」だね

これで今年も構内で頑張って働けるね

ちなみに今回みたいに腐食してる訳でもないのに職権打刻してある車があったら

そいつは多分大事故車だね

最後に継続検査の受付で

完全に番号が消えてしまったらどうするんですかと聞いてみました。

「ケースバイケースです、でもヤマグチさんなら多分大丈夫ですよ」

だって

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

さて、そろそろ終わりましょうと、車の整理中に

整備場にて何やら動く物を発見

最初はゴミが風で動いているのかと思ったら

予期せぬお客様でした

帰る時にカエル発見

ヒキガエルをヒキころすとこでした